宮古市で8日夜、赤い月が上った。地球に接近して普段より大きく見える「スーパームーン」。桜咲く春がすみの夜をミステリアスに彩った。

 同市は薄曇りで、月光が雲を透過し空を赤く染めた。市民らは「きれいだが、ちょっと不気味」と見上げた。市内各地で桜が咲き始め、街灯で照らされた花が赤い月と共演した。

 国立天文台のホームページによると、赤い月の現象は、月が地平線に近い地点にある時に起きる。夕日が赤いのと同じ原理で、夏至前後に観測されやすい。

 この日の県内は高気圧の影響で気温が上がり、盛岡市内丸の盛岡地裁前にある国指定天然記念物・石割桜も、昨年より7日早く開花した。