グラウンドに球児の全力プレーが戻ってきた。多くの県内公立高校野球部が安全を最優先にしながら新学期から全体練習を再開。秋季県大会ベスト8の盛岡一は7日からグラウンドでの練習を始めた。新型コロナウイルス感染対策のため、練習時間や選手同士の距離感などでさまざまな制限はあるが、現段階で規模を縮小しながら実施予定の春季県大会地区予選が身近な目標、励みになっている。全国では各種大会が中止、延期になる中、「絶対に試合をしたい」と感染終息を願いながら野球に打ち込む。

 盛岡一は、同校グラウンドで2、3年生が練習時間を分け、1人分の練習量を確保。川又範明監督は「全体練習をしていないので体力やけがなど不安は尽きない。まずは体を慣らしていきたい」と焦らずに空白の時間を取り戻す。

 県高野連(会長・南舘秀昭盛岡工校長)は、春季県大会を地区予選から無観客で実施する方針を固めている。地区予選は規模を縮小して5月1日に開始予定。4月15日の常任理事会で最終審議を行い、同17日の評議員会で正式決定する。