新型コロナウイルス感染症に対する医療体制強化に向け、県医師会(小原紀彰会長)は9日、呼吸器科の専門医や救急・災害対応に詳しい医療関係者らによる特任部会を設ける。県内での感染者確認、さらにはクラスターや院内感染の発生も想定し課題を精査。県に助言し、連携して備える。

 特任部会は、医師ら10人程度で構成する。必要に応じて会合を開き、県内での感染拡大も視野に課題を掘り起こし、必要な対応を洗い出す。

 例えば、感染が疑われる人が来院した場合、待合室では一般患者のスペースと分ける。がんや透析、産科などでは、患者の重症化を防ぐため、感染の可能性がある人の外来診療は行わないなどの対応が想定される。設備や人員など調整事項は多岐にわたり、現場の知見を集める。