新型コロナウイルスの感染が流行ピークに達した際、重症患者の治療に必要な人工呼吸器が、9府県(宮城、栃木、神奈川、富山、石川、長野、大阪、兵庫、福岡)で不足する可能性が高いことが5日、共同通信社の分析で分かった。一部の重症患者に対応できない「医療崩壊」が懸念される。専門家は「機器を扱える人材も限られる。医療崩壊の防止策を具体的に考えるべきだ」と指摘する。

 共同通信社の調べと分析によると、本県には人工呼吸器が477台あり、他の治療などに使っている台数を除き使用可能なのは249台。流行ピーク時点の重症患者数は108人で、使用可能な人工呼吸器に占める重症患者の割合は43%となり、本県では不足の可能性は低い。