新型コロナウイルスの感染拡大に伴い医療器具が不足する中、一関市萩荘の一関工高(佐々木直美校長、生徒384人)の生徒が3Dプリンターを使って、フェースシールドを作製している。ものづくりの技術を生かし、医療従事者を支援しようと市医師会に寄付。今後も支援を続け、医療現場で役立ててもらう。

 生徒会長の亀卦川智稀(きけがわ・ともき)さん(3年)と久保田厚教諭、村上智芳副校長が28日、同市大手町の岩手日報ビル内の同会を訪れ、佐藤隆次副会長にフェースシールド20個を贈った。亀卦川さんは「感染のリスクがある医療関係者の方々に向け、できることをしたかった。感染防止に役立ててほしい」と願い、佐藤副会長は「大変ありがたい。学んだ技術を生かす行動に感激している」と述べた。

 フェースシールドは、同校にある材料で作製。3DプリンターでABS樹脂からフレームを作り、A4判のラミネートフィルムと組み合わせた。フィルムを交換することで繰り返し使用できる。