もうすぐ新学期。洋野町種市の縫製会社ハシモトソーイング(橋本憲一社長)は地元の児童生徒らに町が配る布マスク約2千枚を受注。子どもたちが使いやすく、安心も感じてもらえるよう、手作業で丁寧に仕立てている。

 同社は2005年創業で、従業員は約30人。ホテルの制服やコックコート、チェーン店のユニホームなどの生産を手掛け、技術に定評がある。

 3月中旬、町から地元の小中学校や幼稚園、保育園で使う布マスクを「4月初めまでに生産できないか」と打診を受けた。これまで手掛けた経験のない製品を短期間で大量に仕上げなければならない。難しい注文だが「地域のために」と引き受けた。