岩手労働局は28日、3月の県内有効求人数(季節調整値)が2万5769人で前月に比べ9・9%減少したと公表した。サービス業や宿泊・飲食、製造など幅広い業種で新規求人が急減したため。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う業績悪化や先行きへの不透明感を背景に、東日本大震災が発生した2011年3月に次ぐ大幅減となった。

 新規求人数は9008人で前月比18・5%減。産業別では、サービス業の落ち込みが最も大きく、派遣求人やイベント中止に伴う警備業務の減少で同28・7%減だった。

 外出自粛の広がりで利用者が急減した宿泊・飲食サービス業が同24・6%減で続く。製造業が同24・1%減、卸売・小売業が同18・9%減など。復興道路関連で求人が増えた建設業(同8・2%増)を除き、軒並み前月を下回った。