新型コロナウイルス感染症対策で県内九つの二次医療圏に新設する「発熱外来」は、早ければ大型連休中から順次、各地に開設される見通しだ。一関市などが近く、市内にドライブスルー方式で検体採取も行う拠点を置く予定。発熱外来は場所を公表して予約制で利用でき、帰国者・接触者外来と併用することで検査の間口が広がる。

 一関市の発熱外来は同市と平泉町、一関市医師会の3者などで設け、当面は両市町の住民を対象にみる。設置場所や診療開始日は未定だ。利用者は発熱外来に電話予約した上で受診する仕組みで、医師や看護師が問診と体温測定を行う。検体も採取し、感染の疑いがあれば県を経て、基本的に民間検査機関でのPCR検査に回す。

 県内の他の二次医療圏でも、地元医師会などが開設に向け調整を進めている。医療圏ごとに医師ら人員態勢が異なるため、検体採取まで担うか否かを含め、対応メニューはそれぞれで決める。