奥州市水沢羽田町の南部鉄器製造業、及富(及川一郎社長)が制作・販売する半人半魚の妖怪「アマビエ」をかたどった鉄玉が大人気だ。病気の流行を封じるとされるアマビエは新型コロナウイルスの早期終息を願う〝お守り〟としてネット上で注目を集め、同社が伝統の鋳造技術を生かして商品化した。発売直後にもかかわらず国内外から7千件以上の注文が殺到。同社は手仕事の力で多くの人々の心を癒やそうと燃えている。

 「南部鉄玉 アマビエ」は高さ5センチ、幅2・5センチ、重さ約160グラム。かわいらしく親しみやすい表情にこだわった。願掛けとして飾るだけでなく、水と一緒に沸騰させると鉄分を補給でき、南部鉄器で湯を沸かしたような深みのある味わいになるという。

 1800円。同社のホームページ(http://oitomi.jp/)や電話(0197・25・8511)で注文を受ける。