北上市は24日、同市の更木地区で養蚕に取り組む市地域おこし協力隊に、横浜市出身の高橋愛衣さん(31)を委嘱した。同地区でかつて盛んだった養蚕の復活を目指す「将来の養蚕経営者プロジェクト」の一員として技術習得に励み、養蚕農家として自立を目指す。

 北上市役所での委嘱状交付式で高橋敏彦市長が「養蚕は可能性のある産業だ。さまざまな面で挑戦し、成果を残してほしい」と期待を込め、高橋さんに委嘱状を手渡した。

 高橋さんは幼少期から、父親の出身地である同市に毎年帰省していた。金沢市の大学を卒業後、埼玉県職員として9年間勤務。昆虫の飼育などに関心があり、協力隊に志願した。