突如閉ざされた中学生アスリートの夢舞台-。新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、今夏の全国中学校体育大会(全中)の中止が決定的となった24日、部活動の休止や制限を受けながら努力を重ねてきた選手や指導者、見守ってきた保護者はやるせない思いを募らせた。

 2019年の全中柔道女子個人戦に出場した盛岡市の仙北中3年の福田小桃さんは中止方針を受け、「中学生として最後の機会だったので昨年より思いを強くしていた。今はなんとも言いようがない」と肩を落とした。

 指導者は選手の心情を気に掛ける。県中体連ハンドボール専門委員長で、花巻北中の女子を指導する上飯坂徹監督(46)は「高校でも競技を続けてもらえるよう、心のケアも配慮していく必要がある」と強調する。