新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の全国拡大から、23日で1週間。県内でも多くの飲食店が売り上げ減に苦しむが、盛岡市大通のフランス料理店ビストロNoaQui(ノアキ、浅川洋オーナー)は弁当販売で苦難を乗り切ろうと動き始めた。1個につきマスク1枚をサービス。地域への感謝とエールを込めて、今できることに全力を尽くす。

 同店は今月上旬から客足が遠のき始めた。夜の営業を休止し、今週から弁当やオードブルのデリバリーに切り替えた。22日は、シェフの橋本尚樹さん(56)が予約を受けた2種類の弁当約30個を準備。トレーにステーキなどを盛り付け、マスクを添えた。

 浅川オーナーは「終息が見えず暗い雰囲気だが、おいしい料理を食べて元気を出して」と力を込める。