葛巻町の葛巻高(木村基校長、生徒131人)の入学希望者を町外から募る同町の「くずまき山村留学制度」の取り組みが成果を上げている。創設7年目の本年度は新入生49人の約3分の1に当たる16人が入学し、過去最多となった。学習塾や寄宿舎など留学生を受け入れる環境の充実が増加につながっている。

 町が同校生向けに設立した「葛巻町学習塾」には山村留学した1年生全員が所属。東京出身の2人は意欲十分。佐藤和真さん(1年)は「中学校までの自分を変えたかった」と留学を決意。「分からないことが多く、不安もあるけれど充実している」と目を輝かせる。菊池美槻さん(同)は「勉強が苦手だったけれど、塾のおかげで机に向かう時間が増えた。寮での洗濯など生活面で自立することもプラスになる」とうなずく。