花巻市が同市大迫町の大迫高(小船光浩校長、生徒77人)の生徒確保策として創設した留学制度を利用して今春、2人目の留学生となる北上市上野町出身の阿部浬歩(りほ)さんが入学した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の早池峰神楽の一つ、大償(おおつぐない)神楽の習得に励む同校学芸部神楽班に憧れ、親元を離れての生活を選んだ。「神楽をはじめ、高校時代にしかできないさまざまなことに挑戦したい」と期待を膨らませている。

 昨年4月、同校の留学制度を初めて利用して入学した早坂優聖(ゆうせい)さん(2年)=仙台市泉区出身=も学芸部員。阿部さんは早坂さんの案内で練習拠点の格技場を見学した。留学制度は、町内のホテルを活用した寮でホテルスタッフや元教員のサポートを受けながら、早池峰山や早池峰神楽など地域資源や特性を生かした高校生活を送ることができる。