新型コロナウイルス感染症への警戒が続く中、16、17日と在宅勤務した。資料とパソコン、通信環境さえあれば記事執筆は可能。計約1時間の通勤時間が浮く。子育て中の記者にとって、この1時間は貴重だ。

 1歳児を保育園に送り、自宅に戻って資料を読み込む。スマートフォンのアプリを使い、医療関係者にテレビ電話で約30分取材。対面とは異なるタイムラグに少し戸惑ったが、無事に取材を終えた。

 状況によっては今後、保育園が休園となる場合もあり得ると考え、17日午前は1歳児を預けずに仕事してみた。パソコンはおもちゃになるため高い位置に置き、立って原稿を打つ。5分おきにミニテーブル上に置いた資料の上をミニカーが走り、気づくと資料は散り散りに。環境整備が甘かった。

 未就学児の育児中の場合、細かい中断が生じるのでじっくり考える仕事には向かないテレワーク。ただ実際にやってみると、メリットも多い。社員と会社が相互理解し、在宅が可能な業務ならば浸透してほしい。経験のない事態下は、対面主義の仕事の概念を考え直す機会ともいえる。

(報道部・長沢有希)