一関市田村町の世嬉の一酒造(佐藤航社長)は、地コーラの生産に乗り出した。主力のクラフトビール「いわて蔵ビール」の原料の大麦をコーラに活用する、ご当地飲料第2弾。既に試作品が出来上がり、今秋の発売を目指す。

 地コーラの商品化は2010年ごろ、一関遊水地の農地で栽培するビール用大麦の活用を広げようと、清涼飲料水の製造免許を取得して取り組んだ。同年春に発売を待つばかりとなったが、ビール生産が軌道に乗ったこともあり、そのまま棚上げされていた。

 商品名は原材料の小春二条大麦にちなんで「こはるコーラ」。今月、試作品約140リットルが完成した。大手メーカーより黒く、ショウガの香りが強いジンジャーエールのような味わい。今後、改良を加えて約2千リットルを仕込む。