盛岡市盛岡駅前通のJR盛岡駅滝の広場の花壇にキズイセンが咲いている。花壇は市が管理しているが花は植えておらず、市民らが善意で植えたものとみられる。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、鮮やかなキズイセンに込められた小さな善意が、人々にささやかな希望を与えている。

 花壇は約2メートル四方で、高さ約30センチのキズイセンが春の風に揺れる。滝の広場は市道路管理課が管理しているが、定植などはしておらず、同課の藤原公哉(きみや)さん(48)は「誰が植えたか分からないが、駅のにぎわいが戻る日まで咲き続け、再び大勢の人の目を楽しませてほしい」と願う。