盛岡市の臨床検査装置開発・セルスペクト(岩渕拓也代表取締役)は、新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べる研究・検査機関向けの抗体検査キットを開発した。2時間で96検体を検査でき、PCR検査よりも短時間に多くの人を調べられる。ただ、抗体ができていない感染直後の検査には向かず、PCR検査と併用することで判定の精度が高まると期待される。

 検査キットは、少量の血液を入れたプレートに10種類の試薬を加えると、感染した人の血液だけ色が変わる仕組み。同社によると、1検体の検査コストはPCR検査の10分の1程度。