社会福祉法人幸生会(安東光昭理事長)が一関市上大槻街(かみおおつきこうじ)に整備した特別養護老人ホーム(特養)クラリス(加賀谷有秀施設長)は今月、入居者の受け入れを開始した。JR一ノ関駅から徒歩5分という利便性の高い「駅近特養」は9日までに、定員(50人)の2倍を上回る約120人から入居申し込みがあり、来月には満床となる見込みだ。

 開所翌日の1日から高齢者の入居が始まり、9日までに一関市内の80、90代合わせて12人が新施設での生活をスタートさせた。職員は看護師、介護職員ら全28人を新規採用した。特養50人のほか、ショートステイ10人を受け入れる。

 居住地域を問わず、入居できる広域型。入居申し込みは一関市民が大半を占めるが、新幹線が止まる主要駅近くに建設された特養は県内では珍しく、仙台市や滝沢市からも応募があった。人気の背景には立地条件の良さに加え、一関の待機者が多いことが挙げられるという。