新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえ、本県の初夏を彩る今年のチャグチャグ馬コが中止の方向となったことが9日、関係者への取材で分かった。色鮮やかな装束をまとう馬が滝沢市から盛岡市まで練り歩き、全国から約10万人が訪れる伝統行事。中止となれば現在の形となった1948年以降初めてで、関係者からは「やむを得ないが残念」との声が上がる。

 関係者によると、今年は6月13日に予定されていたが、主催するチャグチャグ馬コ保存会(会長・谷藤裕明盛岡市長)が、感染症の終息を見込めない中で「安全を確保できない」などとして中止方針を固めた。関係機関・団体と協議を経て月内にも正式決定する。