宮古市と北海道室蘭市を結ぶ定期フェリー航路は、31日の運航を最後に休止した。就航から1年10カ月。宮古港では観光や運輸への期待を集め、災害時には支援物資輸送で活躍した船に向かい、市民らが「また来いよ」と手を振った。地元が願う再開に向けては、トラックの利用増などの課題が残る。県や宮古市などは2020年度末に全線開通する三陸道の整備効果を分析し、運航会社と再開の可能性を探る方針だ。

 同市磯鶏(そけい)の宮古港フェリーターミナルでは、市民ら約50人が横断幕などを掲げて午前9時25分発の船を見送り。同航路は18年6月22日開設。川崎近海汽船(東京都、久下豊社長)が1日1往復運航したが、利用は伸びなかった。1日からは室蘭-八戸間のみ継続する。