2020.03.09

鎮魂花火「白菊」打ち上げへ 釜石・11日に根浜海岸海上で

3月11日に釜石市鵜住居町で打ち上げられる鎮魂の花火「白菊」(長岡市の木村信男さん提供)
3月11日に釜石市鵜住居町で打ち上げられる鎮魂の花火「白菊」(長岡市の木村信男さん提供)

 東日本大震災から9年となる11日、釜石市鵜住居(うのすまい)町の根浜海岸近くの海上から鎮魂の花火「白菊」が打ち上げられることが決まった。白菊は新潟県長岡市の花火師、嘉瀬晃(かせあきら)さん(61)が手掛ける慰霊の花火。釜石市内で予定される各種追悼イベントの最後を飾る形で同日午後7時ごろ、打ち上げる。

 白菊は第2次大戦に出兵し、シベリアに抑留された嘉瀬さんの父誠次さん(97)が、亡き戦友にささげて作った追悼の花火。花火の由来を知った釜石市内の12団体は「3・11祈りと絆『白菊』実行委員会」を立ち上げ、嘉瀬さんと協力して準備を進めてきた。