一関市舞川の「みちのくあじさい園」園主、伊藤達朗さん(78)は、2019年度緑化功労者で最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。1997年に開園した同園は現在約15ヘクタールの園内に約400種、4万株が植栽され、地域住民と協力して毎年「みちのくあじさいまつり」を開催。全国から多くの愛好者が訪れるようになり、アジサイを活用した地域活性化の取り組みが高く評価され「地域のみなさんの協力のおかげ」と感謝している。

 伊藤さんは所有する76ヘクタールの山林で林業に取り組む傍ら「山を花で飾れば素晴らしい景観になる」と思い立ち、83年に杉林でアジサイの植栽を開始。年々種類を増やし、97年に同園をオープンした。

 テレビ番組で「日本一のあじさい園」と紹介されたことで知名度が一気に高まり、昨年のまつり期間中は前年の倍以上となる約2万3千人が訪れた。