釜石海上保安部(渡辺博史部長)は6日、釜石市の釜石港内で東日本大震災行方不明者の潜水捜索を行った。震災から間もなく9年となる中、1月に民間の作業船が発見した海中に沈む車の周辺で手掛かりを探した。

 宮城海上保安部の巡視船くりこまの潜水士8人が捜索。同市魚市場から南に約500メートル、水深約30メートルの地点で車を確認し、所有者や行方不明者の特定につながる遺留品などを探した。暗闇の中で懸命に活動を続けたが、手掛かりは見つからなかった。

 県総合防災室によると、2月29日時点での本県の行方不明者は1112人、同市は152人。