193センチのがっしりとした体が今年はひときわ大きく見える。メジャー3年目を迎えたエンゼルスの大谷翔平(花巻東高)は、オフにみっちり体をつくり上げてきた。2日はアリゾナ州テンピでのキャンプで3度目の投球練習をこなし、ウエートトレーニングにも精力的に取り組んだ。

 特に目立つのが肩から上腕にかけての盛り上がりだ。打者専念の昨シーズン中は右肘のリハビリに加え、左膝に痛みも抱えていた。それだけに十分なトレーニングを積めず「筋力的にも後半は落ちていた」と夏場に本塁打が減った。「アスリートとして全方位的に動ける体が必要」と打席での力強さと、故障の予防を念頭に鍛え上げた。

 オープン戦では8打数1安打、6三振と出遅れた。「すごく遠くに飛ばしたい気持ちはそんなにない。あまり意識しなくてもしっかり飛ぶようなフィジカルをつくってきたつもり」と語っていただけに、これからパワーアップの成果に期待が高まる。

(テンピ共同=松下裕一)