新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校が2日、全国で始まった。県内でも休校となった9市町村で放課後児童クラブ(学童保育)が臨時の児童の受け入れを開始。学校の教員や自治体職員らの応援を仰ぎ、長期休みと同様の態勢を整えた。3日以降に休校に入る自治体でも急ピッチで準備が進む。ただマンパワーは不足し、大勢の子どもが集中することによる感染リスクへの不安も。国が2日、小学校の空き教室を活用する方針を示すなど依然として混乱が続く。

 同日から臨時休校が始まった紫波町。同町高水寺の町営古館こどもの家(佐竹るり子所長)では、午前7時半から児童が集まり始め、67人が勉強やボール遊びをして過ごした。同施設はスタッフ10人を総動員。古館小からは教諭5人、スクールヘルパー3人が応援に入った。

 国は人手不足に対応するため、休校した学校の教員が「支援員」として学童で子どもたちを見守ることも可能とする特例の方針を示した。3日から臨時休校となる釜石市は学童保育8カ所に、小中学校の非常勤職員15人程度を配置。4日からの盛岡市も支援員不足が生じた場合に市職員らの派遣を想定する。