人気恐竜・ティラノサウルス類の歯化石が発見された久慈市小久慈町の約9千万年前の地層で、早稲田大の平山廉教授(63)=古生物学=のチームが4月1日まで発掘調査に励んでいる。歯以外の部位が発見されれば新種の可能性もあり、現場では「世界初」の期待感を胸に探索が進む。

 作業には2005年から同市で古生物学調査を続ける平山教授と同大のほか、東京大、愛媛大、日本大の研究者や学生らが加わる。現場は宮古市の高校生が一昨年にティラノサウルス類の歯化石を掘り当てた久慈琥珀(こはく)博物館の採掘体験場近くで、「ボーンベッド」と呼ばれる脊椎動物化石の密集層を集中調査している。26日は、サメの歯や琥珀のほか、何らかの骨とみられる化石も見つかった。