雫石町七ツ森のいわてリハビリテーションセンター(大井清文センター長)は、高次脳機能障害の支援ツールとして、かるたを作成した。当事者や家族から見た障害の特徴や悩みを札にし、楽しみながらのリハビリや、社会への理解促進につなげる。

 高次脳機能障害は、交通事故によるけが、脳卒中などの疾病で脳が損傷したことにより発生する記憶障害や注意障害、社会的行動障害など。読み札には当事者や家族の体験を基にした障害の特徴や暮らしの上での実感が込められる。絵札には「記憶障害があると前に聞いた話でも初めて聞いたように感じることがある」「居心地が良い場所だといらいらも落ち着く」などアドバイスを記載する。

 かるたは50部作成し、同センターのほか、県内の回復期リハビリテーション病院・病棟や各地の高次脳機能障害地域支援拠点機関などに配布。リハビリや家族会の活動で利用してもらう。希望者には貸し出す。問い合わせは同センター(019・692・5800)へ。