盛岡市は6月から市中央卸売市場(同市羽場)の取引を条件付きで自由化する方針を固めた。現行は市場内の卸売業者や仲卸業者を介しての取引が基本だが、市場業者が産地や市場外の業者とじかに取引できるよう制約を緩和する。市場業者の選択肢が広がり、新規顧客の獲得や取引の活性化が期待される半面、競争激化への懸念もある。

 中央卸売市場の規制を見直す改正卸売市場法の施行に伴い、全国で自由化の検討が進む。盛岡市は取引の数量や金額などの報告を条件に自由化する方針だ。