雫石町上空で発生した、全日空機と自衛隊機の衝突事故の犠牲者162人を追悼する同町西安庭の「慰霊の森」について、管理する一般財団法人慰霊の森(理事長・猿子恵久町長)は名称変更する方向で検討している。1971年に発生した事故から今年は五十回忌の節目で、昨年は施設の大規模改修を実施。さらに名称変更することで空の安全を願う場としての性格を強め、多くの人の来訪を促して事故の記憶をつないでいく。

 19日の同法人理事会で方針を固めた。現在の名称は法人の定款で明記されており、変更には評議員会の決議が必要。このため同法人は5月1日、評議員の多くが住む静岡県富士市で臨時評議員会を開いて正式決定する。新しい名称は、これまでの歴史を踏まえ検討している。法人名は変更しない。