2020.03.17

栗駒国定公園・夏油温泉いで湯ライン(北上市)=3月12、15日

早春の夏油温泉いで湯ライン!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

ひっそりと春を待つ夏油の山並み

 12日は鳥見の足で下見に、15日はその結果において、いで湯ライン行けるところまで歩いてみました。

 初めてのコースなので、12日は新雪も有り、タイムリミット12時という設定で、行けるところまで行って見ました。

 初日は概ね3分の1程度まで、たどり着けました。15日はその思いを受けてその先へ、特に岩倉沢から先は、思いの外大変で、雪崩跡や積雪が山手から路面を経て一気に谷への勾配がキツく、さらに隠れたクラックも有り、危険な状況を呈していたので、野営場手前でやむなく引き返して来ました。

 その後方に見える、牛形山に陽が当たり輝いて見えました……!

 途中、栃・朴・オオカメノキ、エゾアジサイ等の冬芽、ヤマドリ、キツネ、狸、ウサギ、カモシカ等々の動物の足跡・姿やマンサクの開花、そして、タムシバ・ショウジョバカマのつぼみ等々、春待つ姿を観ることが出来ました。また、ゴジュウカラ・コゲラ・ヒガラ・コガラ等の囀りや姿、そして、水辺では、オシドリのつがいやカモ類も観ることが出来ました。帰路、気温の上がりも有り、雪まくりの様々な姿も楽しみの一つとなりました。全行程6時間の行程を楽しむことが出来ました!

夏油温泉いで湯ラインは雪解けが進んでいます
車道にかかる雪崩跡
山手から車道を経て一気に谷間へ!複数のクラック有り!
マンサクの花
エゾアジサイの葉痕
トチノキの冬芽
雪面に残るヤマドリの羽・足跡
仲良くオシドリつがう!