昨年10月の台風19号で被災した三陸鉄道(宮古市、中村一郎社長)は16日、同市出身の金沢鉄平さん(39)に運転士の辞令を交付した。中途採用で2018年9月に入社し、運転士への訓練を重ねてきた金沢さんは、20日のリアス線全線運行再開という新たな出発へ意欲を高めている。

 三鉄31人目の運転士として、主に宮古-久慈駅間でハンドルを握る。昨年3月のリアス線全線開通時に記念列車の車掌だった金沢さんは、今月20日の全線運行再開の臨時列車でも車掌を務める予定。沿線の期待を日々肌で感じ「全線再開後は遠方からの観光客も多くなると思う。プレッシャーも感じるが『また乗りたい』と言ってもらえるように頑張りたい」と誓う。