さわや書店(盛岡市)勤務当時「カリスマ店長」として全国に知られた伊藤清彦さん(一関市東山町)が先月、65歳で亡くなるまで副館長を務めた一関市大手町の一関図書館(千葉秀一館長)に追悼コーナーが開設され、訪れた市民が本を愛し、良書を広めた故人の功績をしのんでいる。

 「ありがとう伊藤副館長」と題して、伊藤さんが昨夏の開館5周年記念イベント「図書館福袋」に合わせ、これまでの蓄積を基に選んだお薦め約200冊のリスト「きよベス」を配布しているほか、「きよベス」入りした約70冊を貸し出している。

 岩手日報に掲載された追悼コラムや、来館者が寄せたメッセージを展示。伊藤さんが発掘し、独自の宣伝でロングセラーに押し上げた「天国の本屋」を借りに来た利用者は「今頃は本物の『天国の本屋』にいらっしゃるのでしょうか」とつづる。

 コーナーの開設期間は未定。