本年度で閉校する岩泉町の安家中、門小と山田町の豊間根中で14日、最後の卒業式が行われた。卒業生は閉校の寂しさを感じながらも、新たな旅立ちに決意を新たにした。それぞれの地域で住民に親しまれ、多くの子どもたちを見守ってきた学びやが長い歴史の幕を閉じた。

  ◇     ◇

 岩泉中に統合する岩泉町安家の安家中(小野寺満校長、生徒3人)では、安家小と合同の卒業証書授与式が行われ、保護者や地域住民ら約50人が参加。小野寺校長が「自分たちが育んだ軌跡と学校の歴史に自信を持って歩んでほしい」と式辞を述べた。卒業生は学校生活の思い出や両親への感謝を語り、72年間の校史に思いをはせた。

 同校最後の卒業生は佐藤優樹さん、川口広斗さん、赤須賀優斗さん。3歳から同じ環境で育ち、家族のような絆がある3人は、高校からは別々の道に進む。