新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクが不足する中、一関市大手町の一関病院(佐藤隆次院長)に「タイガー白マスク伊達な夫(おと)」を名乗る人物からマスク135枚が届けられた。関係者は「このような状況の中、寄付してくださった心遣いがうれしい」と感謝する。

 同病院によると、10日午後3時ごろ、フードをかぶった40~50代とみられる男性が総合案内を訪問。「預かってください」と、紙袋を医事課主事の佐々木仁美さんに差し出した。佐々木さんは呼び止めようとしたが男性は「匿名で」と話し、すぐに立ち去った。

 袋には1箱30枚入りのマスク4箱とビニール袋に入ったマスク15枚が入っており、「一関病院長様へ」と書かれた封筒が貼られていた。封筒の中の手紙には、「看護師や助産師など第一線で患者に接する職員らに使用してほしい」などとつづられていた。