2020.03.12

のんさんと駆ける聖火の道④ W杯に沸いた街、再び熱く

 さらに南下した聖火は、2019年、ラグビーワールドカップ(W杯)が開催された釜石市を通る。

ラグビーW杯が開催された釜石鵜住居復興スタジアム。白熱プレーに釜石は熱気に包まれた

 のんさんは2018年3月、建設中だった同スタジアムを訪れていた。

建設中の釜石鵜住居復興スタジアムを視察するのんさん(LINE NEWS提供)

 「のちにあのスタジアムが完成し、W杯が開催されたニュースを見たときはうれしかったです。復興が進む釜石に海外から多くの人たちが集まって盛り上がったということを知り、私も興奮しました」

 付近を走る聖火ランナーは、日本ラグビー協会長で新日鉄釜石ラグビー部V7戦士の森重隆さんら。鉄とラグビーのまち釜石が再び熱気に包まれる。

スタジアム建設の説明に真剣に聞き入るのんさん(LINE NEWS提供)

 同市は東日本大震災で大きな被害を受けた。特にも被害が大きかったのがラグビーW杯会場となった釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムがある鵜住居地区。半数を超える犠牲者がこの地区に集中。多くの市民らが避難した鵜住居地区防災センターは津波にのみ込まれた。

津波で全壊した釜石市鵜住居町の鵜住居小の校舎=2011年3月30日

 同市はラグビーW杯開催に合わせ、大規模なハード整備を進めてきた。2019年は鵜住居地区に震災伝承施設や観光施設、市民体育館がオープン。釜石港の近くには地域食材を生かした飲食店が入る「魚河岸テラス」が開業するなど、人が集う拠点が次々と完成した。

2019年4月にオープンした魚河岸テラス。同年11月には入館10万人を達成し、にぎわい拠点となっている

 

 続きを読む 

 この記事は、岩手日報社が「LINE NEWS」編集部と共同で企画、構成しました。記事全文は「LINE NEWS」でもご覧いただけます。