【ノルウェー・リレハンメルで運動部・斉藤大樹】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは10日、ノルウェーのリレハンメルで行われ、男子個人第27戦(ヒルサイズ=HS140メートル)で小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)は134・5メートル、131・5メートルの合計253・6点で4位だった。連覇の可能性が消えている個人総合は1178点で3位に浮上した。

 小林陵は気まぐれな風に苦しんだものの130メートル台のジャンプをそろえ、表彰台まであと一歩の4位に食い込んだ。

 有利な向かい風を受け、ウインドファクターは合計12・9点のマイナス。「ともに向かい風に当たったので文句は言えない」と飛距離が伸びなかった結果を受け止めた一方、大幅に減点されるほどの風ではなく首をかしげた。

 今季、小林陵はアプローチ(助走)や踏み切り、空中動作の試行錯誤を重ねているが、不安定な風ばかりは手の施しようがない。技術面も昨季のようなレベルに届けば、復調への光が見えてくる。