県警察学校(工藤実校長)は10日、盛岡市青山の同校で、岩手日報社のNIB講座「新聞トレーニング」(新トレ)を取り入れた授業を行った。警察業務に役立てるため、新聞から効果的に情報を得る方法を学んだ。

 昨年4月に入校した短期課程の38人が出席。「職務倫理の基本」の科目として実施し、岩手日報記者が講師を務めた。

 授業では、新聞が他のメディアよりもニュースの価値判断を重視し、見出しの大きさに差をつけて紙面レイアウトをしている点を説明。見出しは少ない文字数で記事の内容を要約し、記事の1段落目(リード)に重要な要素が盛り込まれていることを紹介した。「見出しとリードに目を通せば、時間のない朝でも10分ほどで紙面全体のおおまかな情報を収集できる」と説いた。

 当日の紙面から関心を持った記事を選び、グループ内で発表し合ってコミュニケーション力の向上を図ったほか報告書などの作成に役立つ文章の書き方にも理解を深めた。大船渡署の乳井(におい)優樹巡査(25)は「巡回で住民宅を訪問する際、毎日読んでいれば世の中の動きに沿った対話ができる」と新聞活用に意欲をみせた。

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