昨年10月の台風19号の被害で一部区間で運休が続く三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)は10日、リアス線全線運行再開に合わせて20日に釜石市民ホールで行う予定だった記念式典の中止を決めた。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため。同日の記念列車は予定通り運行する。

 式典には達増知事や中村社長ら550人程度が参加し、地元幼稚園児による郷土芸能の演舞や、AKBグループのミニコンサートなどを予定していた。多くの人の密集が想定され、中止を決めた。

 同日正午から陸中山田駅で予定している記念列車出発式は実施する。同駅から釜石駅まで28・9キロを記念列車が走り、途中の駅では住民らが出迎えセレモニーを繰り広げる。