一戸町岩舘の御所野縄文博物館(高田和徳館長)は、新著「縄文ムラの原風景 御所野遺跡から見えてきた縄文世界」(新泉社)を出版した。これまでの発掘調査や研究の成果を一冊に凝縮。縄文時代中期に約800年続いた御所野ムラを通し、世界遺産登録を目指す縄文の世界を深掘りしている。

 同書は「御所野の大地」「ムラのはじまり」「見えてきた縄文世界」など20章構成で、2015年に発行した同遺跡の総括報告書を一般向けに分かりやすくまとめている。「御所野縄文ムラの土器」「縄文人はアスファルトを使っていた」の2章は同館の菅野紀子主任学芸員(40)、そのほかの章を高田館長(70)が執筆した。

 同書はA5判、96ページで1760円。