奥州市胆沢南都田(なつた)の胆沢野球場で15日に開かれる「第31回全日本農はだてのつどい」を主催するいさわのまつり実行委は、雪不足のため、目玉の「福俵引き」の中止を決めた。農耕文化の継承を願い1990年から毎年行われているつどいで、福俵引きの中止は初めて。そのほかの催しは例年通り実施する。

 福俵引きに使う俵は直径約2・5メートル、重さ8トンあり、雪の上を滑らせる必要がある。少雪の年は胆沢ダム周辺から4トントラック50~60台分の雪を会場に運んで対応したが、今年はダム周辺も雪が少なく、中止を決定。会場周辺では5日に雪が降ったが、足りない状況に変わりはなかった。