笑って泣ける人気の舞台「星屑(ほしくず)の町」シリーズがヒロインにのんさんを迎えて映画化された。地方回りの売れないムード歌謡コーラスグループと、歌手を夢見る田舎娘が騒動を巻き起こす。のんさんは6年ぶりの実写劇場映画出演で、劇中では昭和の歌謡曲を披露。久慈市でのロケにも参加した。「25年続いた舞台の方たちの中に入るのは勇気が要った。かき回す役だったので感情が出る部分を大切に演じた」と語る。

 注目してほしいのは歌の場面という。ボイストレーニングに時間をかけて「恋の季節」「新宿の女」「ほんきかしら」などの名曲に挑み、透明感のある歌声を披露した。映画オリジナルの「シャボン玉」は特にお気に入り。「衣装がすごく好き。私の声に合わせて作ってくださったので、自信あり」と力を込める。

 映画「星屑の町」は杉山泰一監督、3月6日公開。2月21日から岩手・青森・秋田・宮城で先行上映。久慈市で24日開かれるプレミア上映会のチケットは完売。