釜石市のみそ、しょうゆ製造業・藤勇醸造(藤井徳之社長)の甘酒「五穀甘糀(あまこうじ)」が、本年度の優良ふるさと食品中央コンクール(一般財団法人食品産業センター主催)で、部門最高賞の農林水産大臣賞に選ばれた。県産のコメと雑穀100%で造った豊かな味わいが評価された。東日本大震災の被災を乗り越えてつかんだ栄冠に喜びもひとしおだ。

 同コンクールは4部門に、全国から29点が出品された。五穀甘糀は農林産物の製造・加工を通じて地域の活性化に寄与した「国産農林産品利用部門」でトップに輝いた。本県の食品が大臣賞を受賞するのは3例目。表彰式は3月4日に東京都で行われる。

 同社の米こうじに、県産のひとめぼれと5種類の雑穀(赤米、大麦、タカキビ、アワ、ヒエ)をブレンド。砂糖やアルコールを使わず、すっきりとした自然の甘みを引き出した。コメや雑穀の粒を残したことで食感を楽しめ、ミネラルや食物繊維などの栄養も豊富だ。160グラム入り1本220円。