遠野市の神楽保存会に属する女性有志による「町家で楽しむ女子神楽実行委」は29日、同市中央通りの交流スペース・旧三田屋で最後の公演を開く。会場の改築に伴い、町家の風情が詰まった舞台での舞は今回で見納め。伝統芸能の裾野拡大に汗を流してきたメンバーは、有終の美を飾ろうと気持ちを高めている。

 「町家女子神楽」は、ひな祭り行事と連動した中心商店街の盛り上げと、幅広い層への伝統芸能継承を狙いに始まった。実行委によると、市内では神楽に取り組む二十数団体のうち、約半数が男女混合で日々の稽古に励む。飯豊神楽のように女性が保存会の屋台骨となっている団体もある。

 午後0時半開場、同1時開演。入場無料。問い合わせは遠野文化研究センター内の実行委事務局(0198・60・2800)へ。