県は新型コロナウイルスの感染拡大に備え、指定医療機関以外の一般機関での受け入れ準備を急いでいる。病室外へのウイルス拡散を防ぐ装置導入のニーズを調べているほか、感染者とそれ以外の病院利用者の動線を分離するよう周知を徹底する。

 県によると、感染者を受け入れる県内九つの指定機関は、病室の気圧を下げてウイルスの漏出を防ぐ専用の「陰圧」設備があるが、一般機関はないケースもある。新型対策として国は簡易装置を導入する機関への補助方針を示しており、県はニーズの確認を進めている。

 県内での検査は、盛岡市の県環境保健研究センターで対応し、結果判明まで6時間程度を要する。国から届く試薬を使用するが、態勢的な制約があり、希望者全員ではなく県感染症対策専門委員会の助言を踏まえて必要に応じて行う。26日までに6人の検査を実施し、全員が陰性だった。