陸前高田市気仙町の東日本大震災津波伝承館と岩手日報社は3月7日から、同館で新聞広告「3月11日を『大切な人を想(おも)う日』に」に寄せられた手紙展を開く。震災の風化を防ぎ、災害から命を守る大切さを考える機会としてもらう。

 「3月11日を-」は、米国の詩人ノーマ・コーネット・マレックの「最後だとわかっていたなら」を東日本大震災に重ねてスタートした取り組みから発展。震災の悲しみと教訓を語り継ぎ「3月11日を全ての人が関係する日にしよう」と提案し、署名を集めている。

 岩手日報の紙面や署名に添えられた手紙のパネル十数点や動画を上映。来館者が大切な人を思い、手紙を書くコーナーも設ける。

 展示は同15日まで。震災の命日となる同11日は、同館付近の防潮堤上の「海を望む場」で地震発生時刻の午後2時46分、黙とうをささげる。

 入場無料。問い合わせは同館(0192・47・4455)へ。