消費者庁の機能性表示食品に登録された久慈地域産の寒締めホウレンソウの販売が好調だ。2019年度の販売額(1月末まで)は2728万円で、前年同期比41・5%の伸び。健康ニーズの高まりを受け、高値で取引されている。新岩手農協(滝沢市、小野寺敬作組合長)管内では20年度から八幡平市も加わる予定で、一層の増産を図る。

 県内の生鮮品として初めて機能性表示食品の登録を受けた19年度の販売単価150円(1月末)は前年同期より32円高い。同ホウレンソウは目に良いとされるルテインが豊富。糖度8度以上の味わいに加え、健康面からも付加価値が高まった。

 25日には盛岡市内で生産・販売実績検討会が開かれ、認知度の低さが課題として挙げられた。同農協は今後、高級量販店や大手ホテルなどに照準を合わせ、販路拡大を図る。