県は25日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、対応を明らかにした。感染者を受け入れる指定医療機関が県内で唯一ない釜石医療圏には、近隣の県立大船渡、遠野病院がカバー。マスクや消毒液が不足した場合、必要な機関が優先的に確保できるよう流通調整に乗り出す。

 感染症指定医療機関は県内に九つあるが、釜石医療圏では東日本大震災で県立大槌病院が被災後、指定機関がない。新型の感染者が判明した場合、復興道路の整備でアクセスが向上した隣接医療圏の指定機関の県立病院で対応する。

 国内外の流行次第で、医療機関などの衛生用品が不足する場合、流通調整を行うこととし、手法を今後検討。必要に応じて保健所などの在庫を不足する機関に提供する。