金ケ崎町永栄にある築130年の古民家を拠点に、岩隈大樹さん(32)は町民が集う地域振興の場をつくろうと奮闘している。町の地域おこし協力隊を2017年まで務め「もう一度町の力になりたい」と昨秋に埼玉県から移住。地元食材を味わうカフェや個展を行うイベントスペースを設けるため、古民家に暮らしながら改修に励み、5月末のオープンを目指す。

 古民家は木造平屋(約200平方メートル)で、裸電球の柔らかな光に包まれ、昔ながらの雰囲気が漂う。協力隊時代に見つけた物件で、土地代含め約150万円で購入した。 カフェでは地元野菜を生かした料理を提供する予定で、約20席用意。絵画など芸術作品の個展会場として使えるイベントスペースも設け、町内外の人が交流して町の文化に触れる場をつくる。