陸前高田市は同市米崎町の旧米崎中仮設住宅団地の一部を保存し、防災・減災体験施設(仮称)として活用する。2020年度に県から払い下げを受けた上で建物を改修し、21年度利用開始を目指す。宿泊体験や見学ができるようにし、東日本大震災の経験を広く伝える。

 整備するのは旧米崎中仮設住宅団地(18棟、89戸)の一角にある2棟。簡易宿所として活用できるよう8~10月ごろ整備に着手する。建物の基礎を木ぐいからコンクリートに改修し、20年度内の完了を見込む。室内には最低限の家電なども置く。一部の部屋はモデルルームのように見学してもらう形も想定。旧米崎中の校舎を活用している陸前高田グローバルキャンパスとの連携も探る。